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2021/12/01Solution

ベンチャー企業のブランド担当者が作るサービス訴求映像

独自のAIを活用したシャトルサービスを提供する株式会社NearMe。ブランド全体のデザインや顧客体験の設計に強いこだわりをもつ同社が、「スマートシャトル™」の紹介動画を制作しました。動画にモーショングラフィックデザインを取り入れた経緯や想いを、同社デザイナー 池西哲郎様とEDP担当ディレクター伊良皆貴大に伺いました。

ーNearMeのスマートシャトル™の概要を教えていただけますか。


株式会社NearMe 池西 哲郎様(以下 池西)

今回映像を作っていただいたスマートシャトル™は、重い荷物を持って移動する人や、移動にかかる費用をできるだけ安く済ませたい人たちへ、空港からご自宅やホテルまでや、ご自宅からゴルフ場や職場までなどをドアtoドアで、独自のAIで最適なルーティングを行い相乗りすることで安価な形で送迎するというサービスです。「第3の公共交通機関」と僕たちは呼んでいますが、普段電車やバスに乗車されている方が利用できるようにスマートシャトル™を位置付けています。その中の一つに空港送迎のnearMe.Airport(ニアミー エアポート)があり、このムービーで登場するサービスとなります。


ーなぜ映像広告を作ろうと思ったのですか?


池西

新しいサービスなので、ユーザーが「どんな体験になるんだろう」と想像しにくいんですよね。言葉で「スマートシャトル™」と言ってもイメージしにくく、「ドアtoドア」も「タクシーと一緒」ということをうまく伝えるには難しいところがありました。動画なら、それを解決できるのではと思ったのが最初のきっかけです。

ただ、動画広告を作るのは初めてだったので、どんな形でアウトプットされるのかはとても気を遣っていました。より多くのお客様に知ってもらいたいというのはもちろんなのですが、同時にブランドの世界観を保ちたいという想いがあります。動画を見てサービスを使っていただくのはもちろんですが、長いスパンで考えてニアミーの世界観を気に入っていただき、ファンになってもらえるようなブランドにしたいです。事業においてニアミーは「次の当たり前を作る」ことを目指していて、クリエイティブに関してもいくつか指標があり、販促物・広告もそれに沿って作っています。世界観を崩さずに一緒に動画を作ってくださるパートナーを探していました。

ーどんな経緯でEDPとお仕事することになりましたか?


池西

スケジュールがない中でコストパフォーマンスを考えたところ、モーショングラフィックスで表現することに決まりました。EDPさんをご紹介いただき事例を拝見したのですが、むしろ「本当にやっていただけるの?予算は大丈夫?」というのが正直な印象でした。他の会社も検討してはいたのですが、やはり作品のクオリティの高さと、レスポンスが早く、かつこちらの要望を汲んだ提案をしてくれたので、その信頼感からEDPさんと一緒に作ることにしました。

ーどのようにプロジェクトを進めたのでしょうか?


池西

最初に、ブランドの定義、事業内容の説明、映像の使い道などをお伝えしました。web広告やピッチでも使いたい、長尺・短尺どちらも欲しい、といった形で細かく要件をまとめており、できるだけ具体的にお願いをしましたね。


EDP graphic works 伊良皆貴大

そうですね、訴求したい内容は決まっていたので、私たちは画を作って動画にすることに注力できるなという印象はありました。最初に伺ったお話やニアミーさんのWebサイトのイメージからデザイン性の高い会社だと思ったため、そのクオリティは絶対に損なわないように、質の高いものを提供していこうという意識をしました。デザインでは、様々な人が使うサービスなので、可愛すぎずかっこよすぎず、どの世代の人が見ても自分に向けたサービスだと思われるような、みんなに受け入れてもらえるようなものを作ろうと思いました。また、池西さんとのお話を通して注意しようと思ったのは「安心・安全」の部分です。これから広がっていく新しいモビリティサービスのため、安全性・安心感を与えられるようにすることが非常に重要だと思いました。デザインだけでなく、動画の中にも安心感を与えられるようなものは意識して作っています。それらをふまえ、最初のご提案でキービジュアルのデザインをお見せしたところ、すぐにOKがいただけたので、その後スムーズに制作に取りかかることができました。


池西

当初は「重い荷物を持って大変」「道のりが長い」などマイナスの訴求も入れていましたが、動画広告では最初の5,6秒で内容を理解してもらう必要があるので、短尺のバージョンでは削ぎ落としていただいています。動画広告のA/Bテスト用に内容違いのものが欲しいという要望にも、臨機応変に答えていただきました。最初にお話してから1ヶ月という短期間での納品だったので、チェック・修正のやりとりも最小限にする必要がありました。これだけハイクオリティな映像をスピーディーに作るというのはかなり大変だと思いますが、EDPさんはそれをスムーズにやってくださいました。

ー実際に動画広告の反響はいかがでしたか?


池西

僕自身もすごくいいものができたと思っていますし、社内でもとても好評でした!動画は今でも使っていて、ユーザーの認知拡大のみならず、ご利用いただけるユーザー様も増えるなど実績にも繋がっています。EDPさんは、ブリーフィングでこちらの意図をしっかり汲みとってくれたので、意思疎通が容易でスムーズに進めることができました。ビジュアルのクオリティも高く、プロフェッショナルなチームだなと思います。


ーNearMeの今後について教えてください。


池西

今回はnearMe.Airportの動画でしたが、他のサービスでも動画を作りたいと思いました。今後、何かを伝えることが鍵となるようなシーンでは、映像で表現することがかなり有効だと考えています。動画をみてすぐにサービスを使わなくても、長期的な目線でニアミーの世界観を気に入っていただき、ファンを増やしていきたいです。そして、スマートシャトル™️という移動手段が当たり前になり、人々の暮らしや地域活性化のためになるよう、尽力し続けたいです。

nearMe.Airport

グラフィックだけではイメージがしづらい新しいサービスを、モーショングラフィックデザインを用いた説明動画にすることで、具体化しユーザーに伝えることができます。ブランドイメージを伝える方法でお悩みの方、サービス内容をうまく伝えられずお困りの方、ぜひEDPが手がけるモーショングラフィクデザインで表現してみてはいかがでしょうか?

池西哲郎(いけにし てつろう)

株式会社NearMe CXO / デザイナー


デザインとテクノロジーの力で、移動を便利にし、地域をよくする事業をやりたいと思い、

NearMeに参加しています。神戸出身、大学入学のタイミングで東京へ。

元商社、その後、デザイン・ブランドの道へ。事業視点、デザイン/ブランド視点を統合して

最適なブランド/ビジネスを作っていきたいと思っています。

 

株式会社NearMe https://nearme.jp/

nearMe.Airport(ニアミー エアポート) https://app.nearme.jp/airport-shuttle/

Interviewee  伊良皆 貴大 (EDP graphic works Co.,Ltd.)

Photo     谷口 大輔

Text     大野 泰輝、柴田 綾乃 (EDP graphic works Co.,Ltd.)